2025/04/20 11:08

甘藍堂知報の第16号です。

郡誌史の編纂過程が地方の近代化過程の基盤となったのでは、という見方から、郡誌史をいかに解釈すべきなのか、ということを考えてみました。郡誌史の読み方は百人百様だと思うので、その見方をみんなで分かち合う郡誌を読む会が必要なのではないかと考えます。それによって、歴史を多様な面から読み解くというオルタナティブ・ヒストリーの考え方も提示します。歴史の見方は唯一絶対のものがあるということではなく、様々な立場から様々な見方ができるのだと思います。そのような多様な見方から、歴史が立体的に見ることができるようになるのではないかと考えます。